レーシックのお役立ち情報
ドライアイ
ドライアイ推定800万人
眼が乾く、ゴロゴロする、しょぼしょぼする、熱い感じがする、充血する。こんな症状に悩む ドライアイの患者様が増えています。オフィスで働く30歳前後の女性で、コンタクトレンズを使用しているひとの半数がドライアイとまで言われています。
涙の重要な働き
涙には、常に出ている基礎分泌と悲しいときに出る刺激性分泌があります。基礎分泌の量は一日に2〜3mlとされ、まばたきをすることで補充されます。この涙には、ゴミや細菌から眼を守る洗浄・殺菌効果や、眼の乾燥を防いだり必要な栄養を運ぶなどの働きがあります。 涙は、水分・油分・ムチンという3つの成分層からなっており、これがバランスよく保たれていれば、乾燥しにくく、眼の表面の潤いも保たれるのです。しかし、この微量な基礎分泌の成分バランスはちょっとしたことで乱れがちになります。その主な原因は生活環境にあります。
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覚えておこう!涙の役割
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パソコン作業でドライアイになる?
仕事でパソコンのモニターを見つめていると、まばたきの回数が減少します。これは、何かの情報を得ようとすると、必死に見ようとすることから、どうしても凝視が起こります。見にくい状況であればあるほど、まばたきが減ります。まばたきが減ると涙の蒸発が増え、さらに新しい涙の供給も減って、ドライアイになるのです。
※オフィスワーカーの3人に1人はドライアイといわれています。
ドライアイで視力が低下する?
眼の表面は、涙で覆われていることによってスムーズな面を形成しています。眼の表面には、渇き始めるときの刺激をキャッチするセンサーがあって、これが神経の回路を伝わってまばたきという反射動作を起こすのです。まばたきが減るとものが見づらくなってきます。これは、涙の層が蒸発してない状態になり、眼の表面の微妙な凹凸が露出されるために、光がまっすぐ進めなくなるためです。ですから、眼の表面が乾いてしまうドライアイでは、まずかすみ眼やなんとなく見づらい、などの症状が起こってきます。さらにドライアイが進行して乾燥がひどくなると、眼の表面に傷がつくようになります。このような角膜障害が起こると、見え方はもっと悪くなり、視力が低下します。
ドライアイの人はコンタクトレンズができない?
ドライアイで涙の少ない人はコンタクトレンズによるさまざまな症状が出てきます。たとえば、潤滑剤である涙の不足によってレンズと角膜がまばたきのたびにこすれるため、ゴロゴロ感や乾燥感が起こります。また、角膜に傷がついて慢性の炎症が続くと、充血したりめやにが増加したりします。さらに、角膜の傷がひどくなったり、分泌物でレンズが汚れると、かすみ感やくもりも出てきます。ひどくなると、1〜2時間でレンズの装用が難しくなります。
ドライアイのためにコンタクトレンズの装用が困難な方は、まず眼薬をさす回数をできるだけ多くしてください。使い捨てではないコンタクトレンズを装用されている方は、やはり防腐剤の入っていないドライアイ用の眼薬が適当です。また、涙の排出口である涙点を涙点プラグという小さな栓で閉鎖する方法もあります。このような場合でも症状が続く場合はメガネにするか、レーシックなどの手術によってコンタクトレンズから解放されることが可能となっています。
ドライアイでもレーシックは安全?
レーシックを受ける前からドライアイの方は、レーシックを受けることによって、その結果がドライアイでない人に比べて悪いのではないか?、合併症がおこりやすいのでは?、ドライアイが悪化するのでは?という心配があると思います。ドライアイについてはきちんと治療すれば数ヵ月でよくなります。また、レーシックの効果(視力回復の程度など)や合併症の率はドライアイの方でもそうでない方でも差がない、ということが科学的調査でわかっています。最近私たちはドライアイの最重症型である「シェーグレン症候群」という病気の患者様に対しても安全に手術ができる、ということを発表しました。シェーグレン症候群は涙腺が障害されて涙液の分泌が極端に減ってしまう病気でひどいドライアイになります。このような方々に自己血清点眼と涙点プラグをあらかじめ行っておくことによって、レーシックが安全に行えることがわかりました。ですから、ドライアイのある方でも安心してレーシックをお受けいただくことが可能です。
予防法 アレコレ! ドライアイはまず、眼を乾燥させないことが第一の予防です。
ワークスタイルの改善
- PCなどの作業中は、まばたきを意識的に増やす。
- モニターの位置を低くして、眼の開きを少なくし、涙の蒸発を防ぐ。
- モニターの明るさを調節して、モニターに空や明かりが入り込まないように見やすい画面にする。
- エアコンの風が当たらないようにする。
- 加湿器を使用する。
- こまめに休息する。
目薬のケア
- 防腐剤抜きの眼薬をデスクに常備し、不快を感じたときに点眼する。
ストレスマネジメント
- 涙の分泌は自律神経のうち副交換神経に支配されています。ですからリラックスしたときに分泌がスムーズになります。リラックスする時間を持ち、ストレスをためない工夫をすることは、涙の分泌にも全身の健康にも有効です。