表参道眼科マニア

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ハイブリッドレンズ

      2018/08/06

ハイブリッドレンズとは?

ソフトコンタクトとハードコンタクトレンズが合わさったレンズ

です。

レンズの中心部分がハードコンタクトレンズ、周辺部分がシリコンハイドロゲル素材のソフトコンタクトレンズになっており、主にハードコンタクト装用時の違和感が強い方や、円錐角膜などの角膜不正乱視の方が対象です。

円錐角膜は、眼鏡やソフトコンタクトレンズで視力の矯正が困難な場合、ハードコンタクトレンズで矯正することが一般的ですが、円錐角膜の程度によっては通常のハードコンタクトレンズで視力が改善されず、カーブが合わないことによってレンズが外れてしまう等のトラブルが生じることがあります。

当院では、通常のハードコンタクトより装用感が良く、見え方も良い円錐角膜用のハードコンタクトレンズ(メニコン社『ROSEK(ローズケー)』を多く処方しておりますが、それでも異物感が強く、長時間装用できない方にはPiggy Back(ピギーバック)という方法を行っております。

PiggyBack(ピギーバック)とは?

ソフトコンタクトレンズを装用した上に円錐角膜用のコンタクトを装用する方法です。

ソフトコンタクトレンズがクッションの役割をし、眼に直接ハードコンタクトを装用するよりも異物感が軽減され、長時間コンタクトを装用することが可能になります。

ただしデメリットとして、片眼に2枚のコンタクトを装用するという手間がかかることと、酸素透過性が悪くなるので1枚だけ装用するよりも眼への負担がかかることが挙げられます。

今回当院が導入したハードコンタクトとソフトコンタクトの2つの特徴を持つフランスLCS社のハイブリッドレンズ(アイブリッドレンズ)は、1枚のコンタクトでPiggyBackのような装用感と良好な視力を得ることができます。

また、直径が大きくフィッティングも良いので、ずれにくく、外れることがほとんどありません。

日本では現在当院を含め3施設でしか導入しておりません。

ご興味がある方はお電話(03-5772-1451)でお問い合わせください。

注:FDAの認可がおりているコンタクトレンズですが日本では未承認です。

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