表参道眼科マニア

南青山アイクリニックが眼科に関するマニアックな話題を中心にお送りいたします

*

点状表層角膜炎(SPK)

      2014/06/30

点状表層角膜炎(SPK)

【発症時期】   
レーシック手術直後~3か月

【原因】                                                                
レーシック手術によるドライアイ

【症状】                                                                
角膜に細かい傷が付くため一時的に異物感が出て視力が低下する

【治療方法】                                                             
点眼、眼軟膏、涙点プラグなど

SPK写真3

【解説】重度ドライアイにより上皮細胞が脱落した部分の細かい窪みができる。フルオレセインナトリウムで染色すると、細かい点としてみることができる。人工涙液、ヒアルロン酸ナトリウムなどの点眼治療により回復する。症状が強い場合は涙点プラグを施行し、涙の量を増やす治療を併用する場合もある。

涙点プラグ

涙点プラグ(拡大)

 - ☆☆, レーシック, 合併症