緑内障：見えない危険を早期発見するために知っておくべきこと
私たちの目は豊かな色彩の世界への窓ですが、緑内障という目に見えない脅威が存在します。
この病気は視神経を損傷し、徐々に視野を奪い、多くの人が自覚症状がないために進行に気づかず、重大な視力損失に至ります。このブログでは緑内障の基本情報、予防方法、早期発見の重要性について解説します。
緑内障は治る？
残念ながら一度傷ついた視神経を元に戻すことができないため、視野障害が回復することはありません。視神経への負担を減らすため、眼圧を下げる点眼薬を続ける必要があり、進行を抑制することが治療の目標となります。重要なのは早期発見・早期治療です。
下記に該当があれば受診を検討しよう。
・視野が狭い気がする。
・親族に緑内障の人がいる
・目が疲れやすい
・左右の視力に差がある
・年齢が４０歳以上
・強度近視の方（-6.00D以上）
・喫煙、飲酒の習慣がある方
・糖尿病の方
緑内障の診断方法
・眼圧検査－眼圧（目の硬さ）を測り、正常範囲であるかを確認します。ただし、眼圧が低くても緑内障の方がいます（正常眼圧緑内障）。
・眼底検査－目の奥にある「視神経乳頭」を観察します。視神経が障害されている場合は、へこみが通常より大きくなり、緑内障発見の重要な検査です。
・視野検査－見えている範囲を確認し、視野欠損の進行具合を確認します。
当院ではお電話やWebからもご予約いただけます。気になる点がありましたらお早目のご受診をお勧めいたします。
こちらからどうぞお気軽にご相談ください。
