表参道眼科マニア

南青山アイクリニックが眼科に関するマニアックな話題を中心にお送りいたします

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ドライアイにおすすめの目薬 ”ひまし油” の治療効果は?防腐剤フリー

      2015/11/16

ドライアイの治療において目薬、点眼治療は欠かせません。南青山アイクリニックではLipiFlowE-Eyeなど、特有のドライアイの治療を行っておりますが、目薬の点眼などの日常的なケアも並行して行わなければ治療効果は半減してしまいます。

ドライアイ患者様によく使われる目薬はドライアイ専門外来について2 目薬一覧をご参照ください。これらの目薬に加え、南青山アイクリニックでは新たに『ひまし油』の目薬の取り扱いを始めました。

 

ひまし油の目薬とは?

ひまし油はキャスターオイルとも呼ばれ、成分の大部分は脂肪酸の一種であるリシノール酸で占められており、炎症の抑制、痛みの鎮静効果があるといわれております。その他の成分としてリノール酸、オレイン酸、ステアリン酸などの複数の脂肪酸が含まれています。このひまし油は潤滑性が大変優秀な油脂で、ドライアイにも大変有効です。ただし100%の濃度のまま点眼する訳ではなく、患者様のドライアイに合った有効な濃度で配合したものを処方しております。

価格は1本あたり500円と比較的安価(目薬代のみ。検査、診察代は別)で、防腐剤が入っていないためアレルギーを生じにくく眼に大変優しい目薬です。付け心地も良くうるおい感もあるので患者様やスタッフにもかなり好評です。ぜひ一度お試しいただけますと幸いです。

ひまし油点眼の目薬は作成が必要のため、処方を御希望の方はご予約(03-5772-1451)をよろしくお願いいたします。
久松

 - ドライアイ